急に寒くなってきましたね。タイトルの前に作業の紹介です。スバルレガシーのグロスアーマーコーティングです。

N-boxのリアバンパー、サイドシル交換部品の再施工とボディーメンテナンスです。

トヨタヴォクシーメンテナンスです。

スズキハスラー板金塗装3コートパールです。

皆さまありがとうございました。本題のコーティングの話しですが、分かりやすく大まかに別けてまず固まる物と固まらない物に分けます。まず固まらない物はワックス、最近流行りのシリコーン原液、コーティングのお客様用メンテナンス液(多少硬化する成分の入っている物もあります。)ワックスより固まるポリマーコートに使われるアクリル樹脂などがあります。 各々ガラスコーティングの犠牲膜のトップコートとしても良く使われます。次に固まる物の代表ガラスコーティングです。枝分けが沢山あって全部説明は大変なので大~まかに分けてポリシラザン系とシロキサン系に分けられます。当店はシロキサンを使っています。濃度も色々ありまして画像のように固まると透明な硝子の結晶のようになります。イメージとしては塗装のピンポン玉の集合体の隙間に砂を詰める感じです。

これがゆるんだ塗装の隙間に入り込みますので塗装の強化に繋がる訳です。当店がメンテナンスは大切ですよ~って言っている理由です。当店はメンテナンス車にシロキサンを補充しています。グロスアーマー5年プランのお客様に限ります。ネットでコーティング剤買いたい、買ったのでこれどうですか?って聞かれますけど正直分かりかねる物もあります。簡単な方法は小さな容器に液をいれてどうなるか固まらせてみるのも方法です。痩せが少なく太陽の良く当たる所で1年位経過をみて変色等なけれはいいのではないでしょうか…。当店はDIY磨きもやってますがネットで買ったコーティングにたいしては責任を負いかねますのでそこの所は宜しくお願いします。後、硬化系コーティングは何年持つの?とかは撥水が弱くなったら取れたと勘違いされる方がおられますがプロ施工店等が使っている物は塗装がしっかりしていれば削り落とさない限り5年は普通に持ちます。一部塗装がスカスカのチョークのようになっている車は塗装の劣化フヤケにより取れたように感じますが塗装の下の方に沈んでいる場合いが多いですので磨けば直ぐに艶が復活する事が多いです。あと撥水が弱くなるのはフッ素を混入したハイブリッドコーティングなどはフッ素が1年位で抜ける為です。大体2ヶ月位から初期撥水は下降します。当店のベースコートはフッ素を使ってませんがシャンプー、酸性クリナー等で汚れを真からクリーニングする事により何度も緩やかな撥水が復活します。その上にお客様がメンテナンス液を乗せる事で好みの撥水を楽しめます。酸性クリナーは洗車の上手な方に限定してお渡ししています。濃度はかなり薄めていますがガラス類、中華制のメッキなどにはくれぐれも気をつけて下さい。特にフロントガラス。もし垂らしたらすぐ洗い流して下さい。ゴム手袋必須です。地域によってはお客様に酸性クリナーを使って頂かないと美観を維持できない所もあります。あと友達とかの車に使う事は止めて下さい。ある成分のコーティングは酸で取れちゃいます。コーティングしてない車は酸で塗装が痛む可能性があります。酸性クリナー使ったあとはリンスして下さいね~。リンスはベースコートの犠牲膜、撥水の復活の他、摩擦による傷軽減にもなります。ガラスコーティングしたら何もしなくて良いのは間違いです。ガラスコーティングの本質は塗装を強化保護し、汚れが落としやすくてお客様が洗車を楽に続けられ美観を維持しましょ~から始まってます。ワックスとかポリマー塗って拭き取るのって大変でしたよね。